高輪の住宅、工事が進んでいます。
上棟後、だんだんと壁が貼られていき、連日サッシの取付けが行われています。
この家のメインともなる正面のスチールサッシも取付けられ、
家の顔がだいぶはっきりと見えてきました。
上棟の時には外部との境界がまだはっきりとしていませんでしたが、
壁が貼られ、サッシが取り付く事によって
外部と内部の間にしっかりとした境界が現れ、空間を認識出来るようになります。
3階から正面のスチールサッシの方向を見た時です。
同じく2階 から正面の方向を見た時です。
壁が出来た事により室内の高さがより高く感じられました。
中庭に面した窓です。
3つ並んだ窓となっています。
地上から中庭を見上げています。
屋上では下地の工事をしています。
勾配をとって水が流れるようにします。
トップライトを開ける位置を決めている所です。
後日、下地となる白いケイカル板が貼られていました。
トップライトも取付けられています。
これは壁が斜めになっていて窓が取付けられない子供部屋の為に、
トップライトを一つ設けました。
こちらは現場監督と大工さんによる打合せの痕跡。
屋根の通気をどう取るのかという事を、現場で相談していましたが、
ケイカル板を黒板の様に鉛筆で絵を描きながら納まりを検討していました。
もちろんこれは防水がかけられると見えなくなりますが、
現場ではよく床や壁に大工さんや現場監督との打合せのメモが残されていたりします。
完成した時には分からないかもしれませんが、
どの建物にも床の下や壁の内側にはこういった痕跡が残されているかもしれません。