南荻窪の長屋 05

基礎が無事つくられたのを見届けたら

次は上棟に向けて、

待ったなしでプレカット打合せです。

設計、構造設計、

施工、プレカット、

鉄骨、板金、サッシ。

躯体と雨掛かりに関係する各業者が集まって、

板書しながらの打合せです。

暑くなったり、寒くなったり、雨が降ったり、寝不足だったりで、

風邪の引き始めの予感がしていましたが、

長期戦を覚悟。

長屋の計画が着工まで実現するのは、

実はこれが初めてのことです。

3世帯の住戸数ですが

共同住宅として成立する最小単位とも言えます。

敷地のかたちに合わせて

そのまま建物の平面が五角形であること。

プランが高さ方向に入り組んでいて

各住戸のフロアレベルがそれぞれ異なること。

高度地区斜線が2方向からかかっていて

屋根の形状が多角形状であること。

2Fの住戸へのアプローチに

専用鉄骨階段を2本設けること。

で、しかも浮かそうとしている。

たしかに、これだけ構造的に複雑な要素が集結しているのは

この規模ではちょっと珍しいかもしれません。

そりゃあ、会議室予約しますよね。

関連記事

最近の記事

  1. 2024.08.19

    四谷の住宅 03
  2. 2024.08.13

    四谷の住宅 02

カテゴリー

建築事例

  1. 王禅寺の住宅
  2. 二条城前の改装
  3. 門前仲町の住宅
  4. 富士の住宅
  5. 下北沢の住宅
  6. 尾山台の住宅2
  7. 上大崎の別邸
  8. さつま屋
  9. 尾山台の住宅1
  10. 高輪の改装
PAGE TOP