基礎が無事つくられたのを見届けたら
次は上棟に向けて、
待ったなしでプレカット打合せです。
設計、構造設計、
施工、プレカット、
鉄骨、板金、サッシ。
躯体と雨掛かりに関係する各業者が集まって、
板書しながらの打合せです。
暑くなったり、寒くなったり、雨が降ったり、寝不足だったりで、
風邪の引き始めの予感がしていましたが、
長期戦を覚悟。
長屋の計画が着工まで実現するのは、
実はこれが初めてのことです。
3世帯の住戸数ですが
共同住宅として成立する最小単位とも言えます。
敷地のかたちに合わせて
そのまま建物の平面が五角形であること。
プランが高さ方向に入り組んでいて
各住戸のフロアレベルがそれぞれ異なること。
高度地区斜線が2方向からかかっていて
屋根の形状が多角形状であること。
2Fの住戸へのアプローチに
専用鉄骨階段を2本設けること。
で、しかも浮かそうとしている。
たしかに、これだけ構造的に複雑な要素が集結しているのは
この規模ではちょっと珍しいかもしれません。
そりゃあ、会議室予約しますよね。