王禅寺の住宅

敷地は間口6.5m×奥行10.5mの標準的なスケールでありながら奥に広がる多摩丘陵のパノラマ・ビューを家の中にとりこむことで 実際のスケールを超えた開放感、非日常感のある計画となりました。
2F の LDK から少ししぼられた大開口を通して見える外の景色には その距離感と高低差のギャップから、思いがけない遠近感が生まれています。 また、下地材のカチオンを仕上げ材とし、 ナラ・タモ・ラワン・シナなどの身近な木材を建具や家具に、 設備器具や照明などはシンプルであきのこないものを選ぶことで 理想のテイストを追求しつつも、 コストコントロールの効いた家づくりを実現しました。

建築概要

所在地 神奈川県川崎市麻生区
敷地面積 63.86㎡ (19.32坪)
建築面積 38.168㎡ (11.54坪)
延床面積 92.76㎡ (28.06坪)
構造 木造在来構法
階数 地上3階
竣工年 2018年8月
用途 専用住宅
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