高輪の住宅、工事が着々と進んでいます。
よく晴れた気持ちのいい天気です。
だいぶ暖かくなり現場にいる時間がとても心地いい季節となりました。
工事はほぼ半分の所まで来ていて、ここから後半戦といった所です。
外壁には防水シートが貼られました。
内部は断熱材の吹付けが行われました。
断熱材は硬質ウレタンフォームというもので、
スプレーのような物で吹き付けると途端にもくもくと膨れ上がる断熱材です。
断熱材が吹かれて最初に現場に行くと、まずとても静かな事に気づきます。
発泡スチロールのように多孔質な断熱材はある種、防音材の様な機能もあります。
工事の音がないと外の音もほとんどせず、シーンとした室内空間となりました。
もちろん本来の断熱材としての機能も十分に発揮しますが、
外の気温がとても気持ちの良いこの季節にはまだその効果ははっきりとは認識出来ません。
そもそも窓を開けて気持ちのいい風が現場には流れています。
きっとこれからどんどんと暑くなってきた時に、その効果を感じられる時が来るはずです。
断熱材の中に埋め込まれたボックスのような部分はTVの配線用スペースです。
TVを壁掛けにした時に配線が見えないように壁の中を通して、TV台の中にある機器類やコンセントなどに接続します。
こういった物は断熱材が吹かれる前に取付けておかないと、後から取付けるのは大変な作業となってしまいます。
大工さんの作業の段取りが重要となります。
中では床暖房の取付け工事も行われました。
ここはダイニングテーブルが置かれる予定のスペースです。
また天井付けのエアコンも取付けられました。
今回LDKの天井高さは最大2.9mあり、大きな体積があるため
ダブルフローのこのエアコン1台をLDKの中心に取付けることによって、部屋全体を暖めたり冷やしたりします。
工事はだんだんと仕上げに近づいて行きます。
ますますこれからこの家がどんな姿になっていくのかが楽しみです。