先日、富士の住宅の施工者さんに、
自社施工の建物を見学させてもらいました。
いまいづみ幼稚園(建築技術2000年5月号掲載)
設計/西島正樹/プライム、構造/梅沢建築構造研究所
HP曲面屋根を鉄骨で作る為にサンドイッチ折版構造を用いているそうです。
リブ(□-30×60×3.2)+折版+リブ(□-30×60×3.2)のサンドイッチで、
200角のH鋼をエッジ材に使用する事で、断面を薄くして、
軽やかな屋根を作っているそうです。
多目的ルームは、HPシェルの屋根の15m×15mの無柱空間です。
上に見えるブレースは、HPシェルの対角方向に生じる変位を
拘束するために取付けられているそうです。
幼稚園の隣には、同じ構造の小さな東屋があります。
道路を挟んで隣には、同じ構造システムを木造で応用した住宅が
竣工間近です。