高輪の住宅。
外壁が塗り始められました。
外壁はモルタル仕上げ、色は濃いめのグレーです。
左官の職人さん達がコテでモルタルを塗っていきます。
モルタルはこのモルタルミキサーで材料を混ぜて作ります。
バケツに入れては上で待つ職人さんに渡し、塗ったらまた新しいモルタルを入れての繰り返しです。
正面が塗り終わった様子です。ただこれで終わりではありません。
これをもう2回繰り返します。
下塗り2回、仕上げ塗り1回、更にトップコートをかけてようやく完成になります。
左官の外壁は大変な作業ですが、その分手仕事による自然な風合いが建物にいい表情を与えてくれます。
エントランス通路部分も外壁に合わせてグレーの塗装を施しました。
中ではボード貼りが終わり、塗装屋さんがビス穴を埋めるパテ処理を行っています。
ボードの継ぎ目も塗装を塗った時に継ぎ目が目立たないように、しっかりと下処理をしていきます。
その足元でタイル貼りの割り振りと、タイルの目の方向を検討を行いました。
今回はLDK全体がこの石目の美しい艶のあるタイルを使用します。
それぞれに模様の流れがあるためこれをタテにするのか、ヨコにするのか、もしくは市松模様か?
いろいろと並び変えて検討します。
今回は結果的に縦方向で揃える事に決定しました。
また廊下に関しても今回はタイルを使用します。
こちらは艶のないマットな質感です。
前回作って頂いた階段を支えるルーバー部分はタイル屋さんがなんと1枚1枚ルーバーに沿って
タイルを切り欠いて頂き、とてもキレイに仕上げてくれました。
仕上げ工事も順調に進んで、いよいよ完成の状態に近づいてきました。
引き続き、宜しくお願いいたします。