鎌倉扇ガ谷の住宅 10

棟上げしたらまず屋根面をつくり
棟上げした骨組みをしっかりと金物で接合していきます。

鎌倉市ではそのタイミングを特定工程としていて
中間検査を行うことになっています。
次の工程、つまり壁を構造用合板で閉じてしまうと
その金物が確認できなくなってしまうので、
その前にちゃんと構造の施工が行われてるかどうかを
チェックするわけです。

間口6m×奥行7mのスパンを柱を使わずに、
さらに写真左側の1隅は柱なしで、構成しています。
この家に対してこの角の方向は一番景色が開ける方角で、
L字の大開口をつくるためです。
そのため柱があるところに余すことなく梁をかけ、
この空間の構造を梁と外周の柱で成立させています。
しっかりした梁せいがある条件で、
室内をできるだけ広く高く開放感を持たせること、
機器類を埋め込んで天井面をきれいにすることを
両立させていきます。

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