7月の中旬。
現場は晴れて足場が外れ、
この日予定通り完了検査を受けることができました。
早めに到着して、外構の現場打合せから。
敷地は坂の途中にあるため
手前と奥で30センチ、
また道路から擁壁側で
地面のレベルが50センチ程度上がります。
建物が一歩前に足を出したような部分が
ポーチなのですが、
ここに段差を設けて、ほとんどの高低差を吸収。
かつ、車庫に入る車の軌跡に合わせて
弧を描いたようなかたちになります。
地味なようでいて、立体的にちょっと難易度が高め。
この型枠を正確に出すのが
最後の勝負どころです。
墨出ししたポイントを
薄いスチールのLアングルでかたどっていきます。
切り取ったベニヤを型紙にしたら
次は曲げベニヤで型枠を立ち上げていきます。
午後、検査員の方が到着。
ピリッと緊張感走る、設計・施工。
挨拶を交わすとすぐに
「それじゃ上(3階)から見ていきましょうか。」
という検査員の一言で、早速検査が開始されました。
写真は煙感知器や熱感知器などの
住宅用火災警報器が適切に取り付けられているか
説明しているところ。
「それにしても、すごい景色だねえ」
最初はお互いに緊張感がありましたが
特に問題がなかったのと、
案内しているうちに打ち解けてきたのか
検査員の方、にこにこしてる。
ーそうでしょう?