地鎮祭を迎えてから
約2週間後。
満を持して着工しました。
最初に遣り方です。
基礎工事に先立って
建物の配置、通り芯(柱や壁の位置)、
そして水平の基準を出していきます。
まずBM(ベンチマーク)を定めます。
工事中に動くことのない
高さの基準点を決めます。
基準が決まったら
次は芯出し。
建物で特に重要な柱が通る軸を
通り芯と言います。
この通り芯の位置を
建物の周囲に水平に設置された水貫に
墨出していきます。
矩(かね)出し。
芯を正確に出すため
90°を測ります。
墨を出しているところ。
すべての通り芯が出せたら
これでようやく本格的に
工事がスタート。
いよいよ土を掘ります。
根伐りといいます。
向かいの道路から。
掘った土はトラックに載せて
近くの残土処分場に運びます。
数日後。
土が基礎を受ける状態まで
整いました。