3Fは造作下地、建具枠下地に続いて
天井の下地となる野縁ができていました。
野縁ができたことによって
勾配天井のラインとともに、実際の部屋の大きさに限りなく近づきました。
天井が低くなったからでしょうか。
どことなく、落ち着く感じがします。
3Fバルコニーのドレン。
降り注いだ雨水をここから逃がします。
床の開口と塩ビ管の接続部分から水漏れがおこらないよう
FRPの塗膜防水で巻き、シームレスにつないでいきます。
2Fのリビングは外の景色を取り込めるよう
大開口と、リビングから連続するようなテラスを計画しています。
そのあいだをつなぐ大開口のサッシとテラスドアが、現場へ届きました。
取付けの調整には少し時間がかかるようなので
2Fの造作下地について、現場監督と打合せしながら待つことに。
それぞれの造作が来る場所について
設計図と狂いがないか、採寸して確認していきます。
その後、家具や建具の下地を墨出し、
特殊な納まり方をするところには考え方などをマジックでメモ。
サッシも無事納まりそうなので、この日は事務所に戻ることに。
後日、現場監督が
完成したテラス開口まわりの造作の写真を送ってくれました。
ここは、サッシが決まるまでつくるのを待っていた場所でした。
上へ、外へ、と斜めに広がっていく形状のため
サッシが納まらないと、決めるのが難しかったからです。