足場が外れ、
ようやく全貌が現れました。
これはA1サイズに拡大した塗装指示書。
職人さんが確認しやすいように掲示して使われてました。
ちなみに右側に貼られているのが原寸のA3サイズ。
そして、この家で一番景色が抜けるポイント。
ひなだん状に造成されているところに家々が建っているので
屋根も階段状に下がっていくという
一見地味ですが、実は特徴的な風景です。
背景には山が見えます。
植栽計画ではプライバシーを守ると同時に
このビューがごく自然に抜けるように
樹木の配置と高さを決めていきます。
早速フェンスブロックの基礎工事と
外部タイルのための型枠工事がスタート。
ここでビューポイントをチェック。
図面上で検討した高木の配置で本当にうまくいくか
現地でイメージしてみます。
「日当たりの良い芝の庭」と「木陰」
そして「無造作であること」。
これがこの家の植栽計画のテーマです。
お施主さんが参考のイメージで持ってきてくれた
雑木の庭の一例がきっかけです。
さて高木の配置ですが
思い切って建物側に引き寄せて右の端に植えると
ビューが抜け、木陰も作れそうです。