鎌倉扇ガ谷の住宅 03

着工第1日目。
まず最初の工事となるのは地盤改良です。
名前の通り、谷の地形をしているこのあたりは
表層がやわらかいため、
少し深い位置にある支持層に
建物と基礎の荷重を伝える必要があります。
改良工事では地面に深い孔を掘り
そこへセメント等の固化材を打設していきます。
柱状の構造物を地中に建てるイメージです。

工事に入る前に
敷地のレベルを正確に把握していきます。

お堂の脇で控えてる
ミキサー車。

敷地の対面にある
ちょっと高台になった駐車場から。
ブルーのチョークで印をつけているところが
柱を打つポイント。
周囲の杭と貫には、
建物の配置が墨出されています。

配置が出たこのタイミングで
境界線から外壁後退ラインまでの距離が
図面上シビアであったポイントについて
問題なくとれているかどうか
確認しておきます。

打設が始まりました。

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