茅ヶ崎常盤町の住宅 02

茅ヶ崎常盤町の住宅

 

着工致しました。

今回、地盤調査の結果、改良工事の必要はなしという結果でしたので

基礎工事からのスタートです。

まずは建物の配置を示す地縄張りから。

 

今回の計画では離れの計画がありますので、地縄が2カ所並んでいます。

 

 

地縄で配置を確認した後は、基礎工事が進められます。

まずは根切りという掘削工事。

その後砕石という石を敷き詰めて締め固めます。

その上に防湿シートを敷きます。

写真は防湿シートを敷いたときの状態。

 

地面は全て基礎コンクリートで覆われますが、

その前にこの防湿シートを敷く事によって地面からの湿気が、

基礎コンクリートまで上がってくる事を防ぎます。

見た目はあたかも菜園用のビニールシートのようです。

 

その後、防湿シートの上に一度、捨てコンクリートというコンクリートを打ちます。

コンクリートが固まったら、いよいよ基礎の下地は出来上がり。

ここから鉄筋を組んで、基礎自体を作っていきます。

 

 

この日は鉄筋を組む作業がちゃんと図面通りに行われているかの

チェックをする、配筋検査の日です。

設計、構造設計、現場監督、保険機関の4社の厳密なチェックが行われます。

奥に見えるのが構造の先生、手前が現場監督です。

 

 

鉄筋が継ぎ足される部分の重なり長さなど、

決められた基準が守られているか、メジャーで測りながらチェックしていきます。

基礎の立上がり部分。

真ん中当りに見えるのは止水板という金属の板で、

基礎の立上がりと、耐圧盤という下の水平な床部分の隙間から、

水が浸入するのを防ぐ役割があります。

配筋検査は問題なく保険機関の審査も通過致しました。

この後、耐圧盤、基礎立上がり、と2回に分けてコンクリートが打たれ、

基礎の完成となります。

 

次回は、鉄骨の螺旋階段についてアップする予定です。

宜しくお願い致します。

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