王禅寺の住宅 18

内装仕上げの選考会を行いました。

色やテクスチャ、つやを決めてもらうときは

自然光の下で確認してもらうのですが、

週末で明るい時間帯の予定を

お施主さんとなかなか合わせられずにいました。

「それなら、私が事務所の方に伺います」

ある金曜日の夕方、仕事を早めに切り上げて

お施主さん自ら、事務所にやって来てくれたのです。

王禅寺の住宅の内装は

カチコテというコンクリートなどの下地調整材を

左官などで使う金ゴテで仕上げていきます。

左の木下地の上にのっているのがカチコテ。
下が素地で、上半分はクリアをトップコートしています。
グレーですが、ほんの少しグリーンがかっています。

テラスの塗装が室内と連続するように見せたいので

この色にもっとも近い、G(グリーン)が入ったグレーを選びました。

次に家具・建具の色を決めていきます。

黒を基調としたグレイッシュなイメージに、

というのがリクエスト。

ラワンを黒のOS(オイルステイン)で染色したサンプルを見ながら

まさに理想通りの仕上げになりそうですね〜!

と話していた矢先。

ごく一部の家具に使うために用意した

グレーに染色したサンプルたちが

静かに存在感を放っているではありませんか。

あれ・・・?

グレー、良いかも。

グレーにするっていうのは、ありでしょうか。

いや、ありじゃないですか!

まさかの急展開です。

階段も家具も建具も

みんなずっと黒で行くつもりだったのですが

木肌と木目が微妙に透けたグレイのラワンを見て

全員一致でそれが良いねとなったのです。

実物の力ってすごい。

後日。

素材と塗装とフィニッシュは

このようなラインナップに決まりました。

グレイッシュです。

もちろん、例の黒も使っていきます。

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