梶原の住宅 22

浴室に続いて、室内のタイル張りが進んでいきます。
この住宅は中庭を含んだ建物の計画となるので
外と連続性を出すため個室以外はタイルで仕上げています。
LDKは島状にフローリングを、その周囲にタイルを張り、
部屋の中央部分で素足や座の生活ができるように計画。

外周部分のタイルが張られると
すぐにキッチンのキャビネット部分が設置されました。
いつもはLDKを機能でゾーニングすることが多いのですが
今回は一室空間として計画していて全てが同時に見えます。
家具とのバランスや統一感を出すために
キッチンも家具も全て出口建具店と計画して製作しました。

2Fでは、木製サッシを仮建て付けしていました。
設置して動かしてみて、
不具合や可動性の調子を良くしているところ。
サッシの製作から建て付けまで
こんなことが出来てしまうのは、
さすが、元建具店ならではです。

赤いテープを張っているのは、外部タイルの範囲。
最初は一番建物寄りのラインで
縁側のような使い方を計画していたのですが
季節が良いときには
イスなどを置いて過ごしたいという話が出て
LDK側を拡張することになりました。
パターンを3つ出しておいて
お施主さんが来れる時に確認してもらうことになってます。

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