6人で住むことを考えると延床面積に余裕はなく、バイクのビルトイン駐車スペースには工夫が必要でした。提案したのが、玄関とガレージの融合。通常だと狭くなりがちな玄関をガレージと一体化することで、かなりゆとりのある空間が実現できます。玄関に置かれたバイクも絵になります!
さらに、親世帯と子世帯の住居スペースにある程度の独立性が欲しいというご要望もありました。独立性を担保しながらも、各世帯の居住スペースへ行き来がしやすい提案をしました。一般的な二世帯住宅だと、扉一枚でのみ隣の世帯に繋がっている場合が多くみられまが、納戸を介して各世帯の居住スペースが繋がる作りにすることで、行き来のしやすさは損なわず、音漏れが気にならず生活することができるようにしたのです。
親世帯の居住スペースには、お孫さんが頻繁に遊びに来てくれるようになり、施主様のご両親がとても明るく元気になったと、嬉しいお声もいただきました。