高輪の住宅が着工しました。
今回は地盤調査の結果、地盤改良の必要なしという判定でした。
改良工事はないので、まずは根切りという土の掘削からスタートです。
必要な深さまで掘削をすると、まずは砕石を敷いていきます。
その上に防湿シートという、地面からの湿気を防ぐためのシートを敷きます。
最後に捨てコンクリートという、水平面を作る為のコンクリートを打ちます。
現場に着いた時には既にコンクリートは打たれていて、
固まる前の打ち立てのコンクリートの状態でした。
後日コンクリートが固まってから配筋作業に入ります。
一本づつ基礎屋さんが鉄筋を組んでいきます。
手前に見えるのがこれから組まれる大量の鉄筋です。
奥に見える赤い道具は鉄筋を曲げる為の道具です。
配筋検査の当日、見事な配筋が組まれていました。
非常にきれいに組まれています。
この部分はガレージになる所で、100mmピッチで配筋されています。
後から所長が来ると「きれいですねー」と基礎屋さんに。
現場監督さんが来ると「歩きやすいねー」と。
コンクリートが打設されると目には見えなくなる部分ですが、
こういった丁寧な仕事をして下さる基礎屋さんには感謝です。
配筋検査の様子です。
鉄筋が継ぎ足される部分の定着長さが確保されているかメジャーを使って確認します。
土台や構造体と基礎を連結させる為のアンカーボルトが
指定の位置に設置されているか、
基礎に埋まる長さがちゃんと確保されているかを確認します。
鉄筋の回りに必要な被り厚さのコンクリートが打設されるように
スペースを確保する為のスペーサーもちゃんと設けられています。
鉄筋のたて・よこのピッチを確認します。
2個のメジャーが必要なため、構造設計の方にメジャーをお借りすると
何やらメモのような物が書かれているのを見つけました。
何が書かれているのか見てみると、
鉄筋の定着長さが必要長さ以上確保されているか
一目で分かるようにメモがされていました。
こういった細かな工夫を仕事の為にしている方々。
プロフェッショナルですね。
次回は基礎コンクリート打設です。
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