![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/C64E42BC-FF10-4594-9E16-372E9E75F4D8-1024x768.jpeg)
計画の初期段階からの要望の1つに
薪ストーブがありました。
それも、ガラス越しに背面の景色が見えるタイプです。
オーダーメイドでそんなストーブをつくるのは
初めてのことだったので、
製作をお願いするストーブ工房を訪れるため、
長野県、松本市に向かいました。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/CE7AE596-BCBB-493E-9044-1262954C6B09-1024x768.jpeg)
一見すると普通の建物なので
あやうく通り過ぎてしまうところでした・・・!
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/9E7D8CD7-721F-44B6-ADF3-A53ED1B718A1-1024x768.jpeg)
ストーブ工房 山林舎さんです。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/715697E1-8898-4B06-B8FF-E340584E0BDC-1024x768.jpeg)
中に入ると、入ってすぐのところに
実験ができそうな
試作品のようなストーブが迎えてくれました。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/491FED87-1BDE-4277-9928-D95BC5998B07-1024x768.jpeg)
工房の主の竹内さんです。
さらに奥に案内してもらうと、
今度は煙突まで接続されたモデルが置いてありました。
「今にも火を起こせそうですね。」と聞くと、
「そう、これで燃焼の実験をするんです。」と竹内さん。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/99FAE079-B813-4F1B-8D82-489336B99281-1024x768.jpeg)
「へえぇ〜」
薪ストーブは最初勢いよく火がついているのですが
そのあとは給気と排気のバランスでじっくり燃焼させて
暖をとることができます。
映画とかでよく見るパチパチというあれです。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/815166C3-4C6E-4B5C-93F8-82C3979411FC-1024x768.jpeg)
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/9458A927-C38D-48BD-9900-DACC03E05111-1024x768.jpeg)
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/93C75F5D-B6F9-416F-AEC0-FBAA92F76969-1024x768.jpeg)
煙突に接続する部分についてるレバーを回すと
中の羽が回って、排気量を調整できるようになっています。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/5275ACBA-9DFE-46D0-95BB-41E683D2B137-1024x768.jpeg)
これは薪を出し入れする扉の取手の柄の部分。
メープル、ウォールナットなど
形もストレートや円錐状など
思いのほかバリエーションがありました。
ウォールナットの円錐状のタイプに決定しました。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/A62086F6-AC60-466F-8EC9-5D0FD7234CCA-1024x768.jpeg)
角に丸みをつけてもらうためのRの大きさや
仕上げの塗装色についても打合せしていきます。
実際に材料を見ながらなので
とても決めやすかったです。
![](https://level-architects.com/wp-content/uploads/2021/12/85540C14-327C-4D9F-9DD2-C6A3679D9048-1024x768.jpeg)
過去に製作したレプリカのストーブたち。
最初は色をはっきりした黒に塗装しようとしていたのですが
一番右のストーブのグレーがかった色みが
なんとも言えずスモーキーで
丸みを帯びたかたちに合っていたのを見て
同じように墨色に近い色にしてもらうことに決まりました。