LEVEL Architects

荻窪の住宅 10

荻窪の住宅 キッチンが搬入されました。

もう少し近づいて見るとこんな感じ。

大きなキッチンです。

養生を少しめくらせてもらうと、白い天板とウォルナットの面材が見えます。

ガラス!と強調されたダンボールの養生の後ろにはカップボードがあります。

非常にかっこよく良い感じです。

キッチン背面のトール収納にはオーブンも備え付けられています。

室内では塗装の下地となるパテ処理が行われています。

1階ではタイル工事も同時進行しています。

今回、茶室があることから和のイメージ持たせ黒いタイルを斜め45°に貼っています。

寺社の床によく見られる四半張りと呼ばれる張り方です。

タイル屋さんにはなかなか大変な作業ですが、やはりやってよかったと思える出来です。

ちにみに上の写真の左手に見える開口が茶室への入り口、貴賓口です。

高さを1800mmに抑えています。

オーディオルームは天井と壁に吸音材が貼られました。

もともとRCなので遮音性は高いですが、それだけだと音の反響が強くなってしまうので、

吸音材を張ることによって反響を抑えています。

壁にはこの吸音材の上に、吸音効果を妨げないように布クロスを張ります。

実際にこの部屋に入ると音がピタッとなくなり、ノイズキャンセリングされたようです。

そして、いよいよ茶室にも取り掛かり始めました。

こちらは次回以降に詳しく解説していきます。