LEVEL Architects

梶原の住宅 02

プレゼンの準備にとりかかります。
まずは敷地を正確に把握していくことがからスタート。

境界には杭か鋲が打ってあるので
それらを見つけて測量図をチェックしていきます。
中央の↓マークが入った石が境界杭で
ちょうど道路境界と隣地境界の交差点にあたります。

測量図によると
道路と反対側の隣地との境界は擁壁の下にあるようです。
しかし、建物が建てられるのは擁壁の上の整地された部分になるので
実際の計画可能な敷地は測量図よりも小さくなります。

というわけで、擁壁の角度を測って
計画可能な敷地の範囲を出したいと思います。
おっと、
測るのにちょうど良さそうな部分があるではないですか。
1.6m高い北側のお隣の擁壁で勾配を測ることにしました。

それから、景色が良い方角もチェックします。
南西と西にビューが抜けていました。

隣地の開口の位置もチェック。
北側は高くて植栽も植えられているので
あまり心配はいらなそうですが

南側は低くて開口部に面しているため
配慮が必要になりそうです。
これをもとに建物を開く方向と
閉じる方向を計画していきます。

西側のこちらのお隣には立派な松の木が。
借景させてもらえると素敵かも!