LEVEL Architects

四谷の住宅 07

四谷の住宅の工事の様子をお伝えします。
今回はいよいよ仕上げ工事の様子です。

まずは外観からいきます。

外壁の左官仕上げが塗られ、足場も撤去されました。
グレーのマッシブな外観をしています。
道路面からは窓がないように見えますが真ん中にある開口部から中に入ると…

このように大きな窓が現れます。
プライバシーを保ちつつ明るく開放的な住まいを作り出しています。

実はこの外壁よく見ていただくとグレーと白で2色塗り分けられています。
外観からはすべてグレー1色で塗られているよう見えるのですが、
この中庭のような空間の3面は白色に塗られているのですがその理由はと言うと、

2階のリビングからこの中庭を見た時に白い壁が背景として見えるのですが、
この中庭が北側になるため、奥の壁に太陽の光が当たり反射光で室内を明るくしてくれるわけです。

こちらはもう一つの中庭に面した書斎

こちらからも中庭からの明かりが取れ、植物の緑も見れて
仕事しながらふと顔を上げるとこの景色が見れるのはとても良さそうですね。

続いて中の工事の様子です。
こちらはLDKの空間です。
職人さん達、何をしているかと言うと、

こちらの左官材をコテを使って塗ってくれています。
ケンコートという商品で石膏が原材料になっている塗り壁材です。
左官材の中では比較的コストも控えめで、吸湿姓もありコストパフォーマンスにも優れています。

少々塗るのにコツがいるのですが、今回の左官屋さんも最初は手こずっていましたが、
段々とコツを掴んでからは素早く丁寧に施工していただきました。

3階の壁天井なども同じく左官で仕上げていきます。

写真左側の壁は2階に続く吹き抜けになっているのですが、
3階の天井にトップライトがあるため光がこの壁に沿って2階に落ちていきます。
左官の壁は光の陰影がとてもキレイなのでトップライトがあるような場所には最適です。

造作の家具工事も据付けが進んでいます。
こちらは玄関の下駄箱収納。

大容量の収納でコートが掛けられたりするスペースも用意しています。

洗面器やトイレなどの衛生機器などの設置も進んでいます。

壁や床のタイルも貼られていよいよ竣工間近ですね。

こちらは2階のキッチンの様子。
まだキッチンの設置前ですが壁にタイルが貼られました。

300×600サイズのタイルを馬目地で貼っています。
キッチンの姿は竣工時までお楽しみに!

次回はいよいよ竣工した様子をお伝えできればと思います。

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