LEVEL Architects

アーカイブ06_材木座の住宅02

脇には水路が流れ、木々に囲まれているこちらの敷地。雑木林側がある南側からは陽が差し、プライバシーも守りやすいので住宅環境自体は非常良い。南側にリビングなどメインとなる部屋を全て集めてしまう計画にしています。

主要な部屋は全て南側に向いている

土地柄、景観を損なう恐れのある3階以上の住宅が嫌がられる傾向がありました。二世帯で住むにはある程度の広さが必要なため、どうしても3階建てにしたくなる。そのため、元々傾斜があり窪んでいる敷地の形状を活かすことで、高層住宅に見えない3階建ての住宅を考えました。

『変形敷地』に沿うような形状になった『変形住宅』を計画しました。通常一本となる長い建物を、『くの字』のように折り曲げて敷地に沿わせるような形状を考えました。

日が当たらず人通りのある道路面に沿うようにすると無駄のない駐車スペースが設けています。実はY字型の道路と接しているからこそ、駐車時にターンがしやすくこのような駐車場が可能になるのです。二世帯家族ではありますが、来客時には3台目の駐車スペースが欲しいですし。

モバイルバージョンを終了